Diary2004'

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 2004年11月 宇竜 権現島 「待てど暮らせど大将は来ず」

何ヶ月ぶりであろうか?
本日は超ー珍しく磯釣りに向かうのである。
この上ない程の無風・快晴・ベタ凪と絶好のボウズ遠足日和である。
何処へ行くあても無く、山上釣具店の大将に最近の様子を伺ってはみたものの、この時点でもまだ決めていない。
とりあえず、まだやっている宇竜の渡船などというものを使ってみようかと企てる。
この時間なので上がれそうな場所といえば「赤島」か「もとどり」 最悪は「沖波止」ぐらいしかないであろう。

宇竜 沖波止
桁掛半島方面
いつもどおりの起床なので、時刻も既に8:30
どう考えてもナメきっているとしか言いようがない。
しかも電話もしていないので、権現丸の大将も港に居る筈もない。
近所のじいさんが「さっき帰らっしゃったけん、今んごーは朝はん食っちょーでー。電話せんと来らんけんのー」と絶好調の出雲弁炸裂でチャリンコ爆走で帰っていった。
電話する気もしないし、ましてや番号も控えてなかったので、暫く待ってみることにする。
お陰様で待ち時間の間に、短くなった道糸の始末とおNewのPEラインを巻き巻きしておくことができた。
しかも今回はPE1.5号(ナイロン糸ならおおよそ3〜4号程度)で無謀な勝負に出るのである。
これもひとえに「タルカゴびゅ〜んびゅ〜ん丸」と化すためである。
準備も整ってはみたものの、一向に大将の姿は見られず、退屈しのぎに周辺の写真を撮りまくる。
これほど絶好の撮影日和もめったに無いことである。
小1時間を経過しても姿が見られない...これで諦めモード爆発!最悪の結末を迎える訳である。
その結末とは...目の前の「権現島」
まぁ、はなっから釣る気も無いし、久し振りの磯でのんびり満喫するのもこれまた良いではないか。
と割り切って、急斜面を這うように登っていった。しかし、その先には...
先端鼻には既に3名の先客が...これでもう完全に本日の釣果は望めなくなった。
これより先は書く気にもなれないので割愛?することにする。
んがっ!ただ一つ「最高のボウズ日和」に「最高の遠足」が楽しめたことが、私の私たる所以である。
むははのはーっ!
宇竜 権現島

日御碕方面


 2004年5月 鷺浦 大平 「完全完璧丸ボウズ」

日差しも日に日に高くなり、なかなか歩いて釣り場には向かえなくなってきたので、珍しく渡船などという高級な釣りをしてみることにする。
「いつもどおりに起床し、いつもどおり身支度する」
これが我がスタイルであり、特別なことは一切しない主義である。
お陰様で、一番船からは遥かに経過した時間で、渡船屋さんも朝食の時間らしく誰も居なかった。

鷺浦港渡船乗場
鷺浦港渡船乗場
灯台下のもちぐら
鷺浦 もちぐら

絶好の快晴ではあるが、今日は西風が強くなるらしいので、遠足第一の自分としては風裏でのんびりする主義なので、悩むことなく大平に渡してもらう。
もちろん先行者などは気にする必要もなく、はなから湾奥の超釣れないゾーンへ案内される訳である。
先端部に2名、手前の鼻に1名と既にGood-Areaは満員御礼
なので残るは遠投しか手がなさそうなで、思いっきりタルカゴびゅんびゅん丸と化す。
ところが ...意図に反して全然飛ばない?
スプールに目をやると糸が無いじゃーあーりませんかっ!
「終わった...」

ということで、竿もほとんど振らずに、隣の広島からの釣り人と延々と話三昧してしまい、綺麗さっぱり丸々完全完璧ボーズで終った。
これまたお見事である。むははのはー!
水たれ
水たれ

大平の先端
大平先端の釣り人


 2004年4月 鵜峠 よひろ 「釣れない釣り師は健在!」

なんと恐ろしいことに丸1年半ぶりに磯に立ったのである。
長いこと磯釣りは続けているが、こんなことは初めてであり、我ながら驚いてしまった。
半島西部はまだ渡船も始まっておらず、この時期は歩くしかない。さて何処へ行こうか?
てーことで、今日は超ー珍しく、これまた5年ぶりぐらいだろうか鵜峠の「よひろ」に行くことにする。
ここは以前よく通ったいわゆる昔のホームグランドである。
周辺の地磯でもマダイの魚影はすこぶる濃い筈であるが、これがまた釣れたためしがない。
ただし、比較的近いこともあり、普段から釣人は絶えることがなく、いつも釣人が絶えないポイントである。
何故か今日は誰も居らず、これはしめしめと我が超へなちょこスタイルでのんびりと釣りを楽しむことにする。
もちろん仕掛けは何年たっても変わることがないアホの一つ覚え「タルカゴ三点近投命」に超安物の青錆仕様の1.5号竿&塩吹き仕様のリールに極太ハリス、いったい何を釣る気なのかバージョンである。
おいおい1投目から竿が弓なりに大曲がりするじゃーあーりませんかっ!
それもその筈、猛烈な東風で魚も掛かっていないのに竿が眼いっぱい曲がってしまうのであった。むはは!
だいたいこんな状況で釣れたためしもなく、予想通り何も釣れる気配も無く刻々と時間が過ぎる。
すっかり日も高くなり、ポカポカ陽気で完全に釣れないモードに入ったかと思ったところで、見事に浮きが水中に吸い込まれていった。
マダイであれば、竿に直接アタリが来るものであるが、そんな引きは無く、なんだろう?とゴリゴリ巻くと、なんとお珍しやGood-Sizeの「アイナメ」ではあーりませんかっ!
しかもその直後にも同じパターンで、今度は見事なビール瓶サイズのいわゆるポン級のアイナメが釣れてしまったのである。むははのはーっ!
午後からは強かった東風も南向きに変わったのか、居心地も最高になったので暫しとお昼ねとする。
「うーん、満足!満足!」
一休み後は、気分を入れ直し、再び「タルカゴびゅんびゅん丸」に変身する。
これまた期待以上の潮が通りはじめ、これまた刺餌も残り始めて、久し振りに緊張感が走った。
んがっ...ずーーーーーっとドラマは起こることはなかった。
やはり日本一釣れない釣り師は健在であった。むははのはーっ!

よひろ


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