2002年11月 鷺裏 大じょう床
秋も深まってきて、季節も晩秋から初冬へ姿を変えつつあります。
地磯を歩くには最適な季節となりましたが、釣り場では寒さがしみてきます。
何処へ行こうかと散々迷いましたが、北東のち北西の風とのことでしたので、安全を考えて足場が高く、釣り易い「大じょう床」へ1年振りに出掛けてみることにしました。
鷺裏港手前の八千代川の袂の広場に車を止め、とぼとぼと歩き始めます。
最近はめっきり運動不足で足腰も弱っていますので、無理せずのーんびりと歩きます。
周囲の山も既に秋の味覚「柿」も終わり、だんだんと冬へ近づいてきているようです。
私の場合は道具や餌が非常に少なく、手ぶらの軽装ですので45分程度で到着です。
大じょう床の本場には先行者の方2名竿を出してらっしゃいました。
足元には既に釣り上がったワカナが3−4本転がっています。
ヒラマサ狙いの先行者2名
先行者2名はヒラマサ狙い
何故かダツが
ダツの姿も
様子を伺いますが、朝のうちに連続して掛かったらしいのですが、それ以降は音沙汰なしのようでした。
どうやら今日もワカナで終わってしまいそうな雰囲気が濃厚です。
先行者の方にお断りを入れて、西の隅で竿を出すことにしましたが、ウネリによるサラシがキツイようです。
しかも北寄りの風が想像以上にあって、何時まで竿が出せるか心配です。
日差しもほとんどありませんでしたので、風の冷たさが身に染みてきます。
先行者の方は磯際付近を流してらっしゃいましたので、私はちょっと沖目から探ってみることにします。
開始してすぐに何やら掛かりましたが、犯人はワカナではなくダツでした。
その後、サラシの際を流していた仕掛けを一気に持っていくアタリがありました。
久しく逢っていなかったヒラマサの仕業です。
目一杯ドラッグを締込んでいましたので、何とか走りを止めることが出来て、あとはゆっくりと寄せにかかりますが、やはり最後まで締め込みが強烈です。
午前中はこれ1本だけで終わってしまいました。
昼を過ぎると北風が緩んでいましたが、ウネリが大きくなってきました。
そろそろ納竿時期かと思っていたところで、ようやく定番のワカナが掛かってくれて何だか安心してしまいました。
久しぶりのヒラマサ
久しぶりのヒラマサ
荒れ模様の大じょう床
荒れてきた大じょう床
もう1本くらい捕れるかな?と思っていたところに、またしてもひったくるアタリがきました。
今度は足元まで寄せたところで猛烈な締込みが襲ってきました。
しかも瀬に着いてしまったのか、びくとも動きません。
諦めかけていたところで、何とか少し浮いてきましたので一気に寄せて何とか取り込めました。本日2本目のヒラマサでした。
十ニ分に満足しましたので、時間はまだ早かったのですが、納竿です。
本日は晩秋の日本海と海の幸を十分堪能した一日となりました。

2002年11月 大社黒田湾 石段下
11月になった途端に冬型の天気だ続いて、寒波が早々とやってきました。
今日は天候は回復しましたが、外海刃荒れ模様でとても立てそうにありませんでした。
そこでのんびりと釣りを楽しむこととして、凝りもせずに黒田湾へ出掛けてみました。
午後からの出動となってしまいましたので、釣り始める時間も既に15:00を過ぎてしまいました。
焦ったところで釣れる筈もありませんので、開き直って竿を出してみます。
風波裏となるため濁りも無く、釣れそうな雰囲気は全ったくしません。
小さな魚が頻繁に浮きを沈めますが、犯人は秋の定番のアジの仕業でした。
アジをかわすために、あちこち探りをかけますが、掛かってくれるのはベラやフグばかりで、どうやら今日もボの字は必至のようです。
夕間詰めに期待しましたが、日中と同様にアジの猛攻に責め立てられて、いつものとおりの結果となってしまいました。

2002年10月 鵜峠 白島
正月以来、磯には全く行っていませんでしたが、そろそろ地磯を歩く季節となってきましたので、今日はおよそ1年振りですが通い慣れた白島まで行ってみることにしました。
幸いもこの上ないほどの絶好の天候で、気分も最高です。
久し振りに歩く山道もなかなか良いものです。
着いてみてびっくりしましたが、渡船がまだあるこの時期に地磯を歩いてくる釣人など居ないものとばかり思っていましたが、なんと先客さんがいらっしゃいました。
あまりよろしくないらしく、首を横に振って×の仕草で挨拶されました。
ごと白島鵜峠 白島
さっそく準備にとりかかりますが、本日の狙いは青物ですので仕掛けは太めで用意します。
ただし磯竿は1本しかも1.5号しか持ってきていませんので捕れる確立はかなり低くなります。でも、このタックルに掛かってくれると異常に面白いのでやめられません。
快晴の白島天高く馬肥ゆる秋 珍しいことに潮が十六島方向にゆっくりと流れています。
恐らく上り潮だと思われますが、この潮は初めてなので案外?気持ちも高ぶってきます。
しかし、1投目から刺餌は取られっぱなして、青物の気配は全くありません。
お昼近くになって飽きが出だしてきましたので昼食&お昼寝としました。
秋の日差しを一杯に浴びて心地よい一時を満喫できました。
目を覚ますと、西の鼻に一人、東のゴト方向にも一人と後続者の方がいらっしゃいました。皆んな元気なものです。
期待していたも潮も止まってしまい、沖のゴミが手前に押し寄せてきます。
ゴミとゴミの隙間に仕掛けを流しますが、相変らず気配はありません。
しかも、その隙間にはエチゼンクラゲが漂っています。
仕掛けが太いこともあってか一向に魚が掛かってくれませんでしたが、夕方近くなってから、小さめながら白島だからこそのクロアイが見れて安堵しました。
晩秋から厳冬期の地磯歩きは始まったばかりですので、今後に期待を残して「天高く馬肥ゆる秋」を満喫して帰路に着きました。
小さなクロアイ白島のクロアイ


2002年1月 鷺浦 深袋
年末年始と海は大荒れが続いていて、とても磯釣りなんてって感じが続いていましたが、何故かこの連休中は好天気です。
もう1月も中旬だというのに異常とも思える程の暖かな小春日和でしたので、今日は大社町鷺浦の磯をひたすら歩くことにします。
休日ということもあり、あまり混雑したポイントで竿を出すのが苦手なので、少しでも釣り人の少なそうな場所までひたすら歩きます。
山道を上り下りしながら必死の思い出進むことおよそ1時間20分、ヘトヘトになってようやく目的のポイン「深袋(ふかたい)」へ到着です。
鷺浦 深袋
鷺浦 深袋
さすがにここまで来れば釣り人も居ないだろうと思っていましたが、私より上手のベテランさん2名が先端鼻部でクロアイ狙いで竿を出していらっしゃいました。
先端鼻には驚きの先行者が2名
先端鼻の先行者 先端鼻の先行者

好天気とは言え季節は厳冬期、さすがに先端部は波をもろ被っています。
安全一番ですので、今日は手前の湾向きで竿を出してみることにしました。 実のところ深袋の本場で竿を出すのは初めてのことなので、期待だけは大いに高まってきます。
海の状況は想像していたよりウネリが大きく、先端はドドーン!状態なので臆病者の私は手前の湾内で竿を出すことにします。
昨年からワカナとフグしか釣っていないので、というよりこれまでもまともな魚を釣ったことが無いのであまり期待はしていません。
そんなことはお構いなしであまり気にもせずで、のーんびりと釣り始めます。
先端鼻には大波が
大きめなサラシ

向かいには鷺の大平
向かいには鷺浦の大平
隣りは俎板
前方には黒島と三味線も

深袋湾内の水たれ

1時間...2時間...ずーと刺餌は残りっぱなし、生体反応は?って感じです。
お昼近くになってようやくポカポカ陽気になってきてから、今度はフグの猛攻が始まりました。 先端のグレ釣り師の方々も呆れ模様でフグに翻弄されているようです。
私の竿には相変わらずのフグしか掛からず、全く釣れる気配はありませんでした。
今年も新年早々から相変わらずの結果で何故か安心してしまいました。


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